cocabuの日記

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読書履歴

ぼくのメジャースプーン

辻村深月著 論理的展開が混み入っていて、一気読みしないと頭に入らないかもしれない。巻末の書評も辻村ワールドの紹介みっちりだった。 前回は「かがみの狐城」を読んだが、やっぱり一気読みが前提になるか⁉︎

立った!ついに歩いた!

自転車のアクシデントからC2-5の頸椎損傷を受傷して、「瞬き」しかできない完全麻痺から回復された方の自伝を同伴者が文章で起こしたもの。最初に搬送された病院での意味深い3ヶ月の入院から、ある意味無駄だった5ヶ月の転院と自宅での厳しいリハビリを含め…

レインツリーの国

有川浩著 健聴者と中途失聴者のネット上のつながりから、実体験の恋愛に至る物語。同著者は、「図書館戦争」もメジャーらしいが自分が最初に知ったのは、邦画の「阪急電車片道15分の奇跡」中谷美紀バージョンだった。これは、邦画では「かもめ食堂」と並ぶお…

明日の子供たち

邦画で好きな「阪急電車片道15分の奇跡」の著者有川浩の作品。 児童養護施設を題材にした作品で、山崎豊子ばりの緻密な取材から作られた小説であることが、読んでいて良くわかる。 知っていなければいけない現実と共に、希望も垣間見れる。 最近、一つ好きな…

被害者のこころ 加害者のこころ

先日の、NPO法人「明日の空」主催のシンポジウムで、書籍販売されていたもの。講師の藤原正範氏の著書。 内容のモデルは、若年者。被害者側からと加害者からと実は反転した立場になり得る事例を、実例を含めて創作されている。 若年者をモデルにしてある分、…

アーチェリー

先週の日曜日から、始めたアーチェリーに向けて買った本。初版から6年間で3刷発行されているので、その方面では人気が高いよう。 実際、初心者のほしい情報が網羅されていて、非常に役に立った。 射場の一番近くが三島市なので、しばらく通いが大変であるが…

永い言い訳

直木賞候補に挙がる前に買ってあって、ずっと置きっぱになっていた本。 テレビの書籍紹介が購入のきっかけ。 単行本の小説とかは、めったに読まなかったけど何となく惹かれて。 内容は、家事や育児を切羽詰まってやってきた自分と共感することも多かった。 …

チームの力

冒頭が、現政権の批判的書き出しであったので、途中表紙を見返す場面もあった。そこは、共感できるところである・・・。 日本最大と言われたと言うボランティア団体の回顧的な、内容はさておき。語弊を恐れず結論として、組織や個人を動かしている原点に「関…

会計士は見た!

企業の決算書を作るのは大変だけど、読むのは比較的出来るとの著者の説明であったが、やっぱり難しい。雰囲気だけは何となく判ったが、自分の印象に残ったのは「キャッシュフロー」という用語。 職場の会議資料でも、毎回出てくる用語である。いまいちわから…

「憲法改正」の真実

先日、東京タワーから、しげしげ国会議事堂を見てしまった。 著書の一方は、自民党が選びながら現状での改憲が「憲法違反」と言い切った論客。もう一方も、歴史観からの憲法考察も鋭い論客。 憲法学者という、影響力のある権威が、危機感を持って対談したも…

しんがり 山一証券最後の12人

電子書籍のため、本の表紙と相違。 2014年度講談社ノンフィクション賞受賞作品。 著者は、清武英利氏。名前に何となく覚えがあると思ったら、巻末の著者紹介で、あの「清武の乱」で一時話題になり、2011年11月18日に読売巨人軍の専務取締役球団代表兼GM・編…

新・犯罪論

先月2月20日にあったシンポジウムの、基調講演やパネルディスカッションでもお話しされた龍谷大学大学院法務研究科教授 浜井浩一氏が共著になっている書籍。「2円で刑務所、5億で執行猶予」の著者でもある。 シンポジウムの時、書籍販売で購入したもの。 ま…

家族という病

今時からすると、過激ととれるタイトル。 リーダーストアでも、大幅値引きはそのせいか。 新聞の書籍宣伝で見つけたもの。やはり、タイトルが強烈な印象を残す。 内容案内で、特に目を日いたのは目次の「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」。家族を否定…

2円で刑務所、5億で執行猶予

昨年末から、「明日の空」という、罪を犯した方、犯しそうな方などの支援をしているNPO法人にお邪魔させて頂いている。 お邪魔した理由は、今まで余り周りに話すことがなかったのであるが、就農の三段階目の目標に出所した方の居場所作り(高いところでは就…

アンダーザドーム

スティーブンキング著。 電子書籍のため、本の写真なし。 D-Lifeで放映されていたものが終了となり、新シーズンも本国では5月から放映されているもの。 待ちきれなくて、電子書籍で購読。 内容は、登場人物の名前こそ同じであるが設定やストーリーの展開は…

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか 矢部宏治著

奇しくも、本を読み終えた前日の3月30日の朝日新聞(夕刊)に”非戦語った「幻の調査会」”というタイトルの記事があり、本の内容の一部でもある憲法9条について関連するものが記されていた。 ”フクシマの正義「日本の変わらなさ」との闘い”開沼博著を既読…

ど・スピリチュアル日本旅

関西人の文才のある人が旅行記を書くと、かくも面白いものかと。 ちょうど今年のツーリング予定に高野山を入れていたので参考に! 強烈の残った内容は、沖縄の「黒島」に渡るフェリーの最終便に乗り遅れた時、既に出航してしまったのに著者のためだけに港に…

一生で一度は読まなければいけない本

購入2日で読み切ってしまった単行本。 日本製紙石巻工場の震災からの復興をあつかったドキュメンタリー。 8号抄紙機、通称「8マシン」と言うもうじき50歳の古い抄紙機をメインに取り巻く話。 8号抄紙機、実は知らずに自分たちに関わりを持っていた。書…

ETCインストール

ETCインストール

微妙なセットアップ

どっさりと交換予定のパーツ。 約90000km走破のトレイルブレーザーのブレーキ関係を新調。 しかし、ステンメッシュのブレーキホースとキャリパーに難あり。 訳あって、だだいまディーラー預かり。 しかし、アメ車ってなかなかファンキーでブレーキパイプ…

福島と沖縄と医療

地方の補助金依存のこと、医療の保険依存。両著とも、依存がどんな影響を及ぼすか? 当市だって、自衛隊演習地からの交付金・補助金づけだし。 賛否いろいろな意見が、その時のタイミングで出てくるわけであるが、それらの施設や制度が無かったらどうなるの…

書庫

山岡鉄舟居士について書かれた本 gotemba0719の数字の部分のヒントがあります。 谷中の全生庵に菩提寺があり、坐禅や写経もやってます。数年前から坐禅は年間平均3回ぐらい行ってるかな。だいたい行くと鉄舟さんの墓参りと谷中銀座で「焼きかりんとう」買っ…