cocabuの日記

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立った!ついに歩いた!

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自転車のアクシデントからC2-5の頸椎損傷を受傷して、「瞬き」しかできない完全麻痺から回復された方の自伝を同伴者が文章で起こしたもの。最初に搬送された病院での意味深い3ヶ月の入院から、ある意味無駄だった5ヶ月の転院と自宅での厳しいリハビリを含めた4年間を経て、再び歩いて最初の搬送先の病院スタッフに現状報告ができたところまでが綴られている。

実は、今自分が受け持ちさせてもらっている患者さんの奥さんから薦められ、この本を貸してもらって読み出したもの。その患者さんはC7Aの完全麻痺の方。

一般的に、脊損の方みんなに適応できる話ではないかもしれないが、定説を疑って可能性を探り続ける姿勢が大事だという事を示唆してくれた。