先日の、ブレーキ改修に続き、ブレーキフルードの全量交換。
最近の定番であるCCIのブレーキフルード。
念のため3リッター用意。
あと、ワンマンブリーダーも。最終的な使用量は約1.5リットル。
リザーバータンク内だけでも0.3リットル。
前回、リザーバータンクを空にしてしまって、ブレーキラインにエアを噛ませて大変なことになったので欲張らずこまめにリザーバータンクの残量チェックしながら作業。
何故か、あまけで付けてくれるノズルはぴったりせず、漏れてくるのでテープで密着。ブレーキフルードが塗装面についたら大変。
ホイールナットを外したり締めたりに使う、電動インパクト。
本体はもう古いので、充電池パックも手に入らず。最初に付いていた充電池パックは故障してしまったので2代目。
今使っている充電池パックは、ケースがリユースで中身が新品詰め替えの物。
傷だらけのケースは耐水ペーパーとコンパウンドで修正。
容量は、同包の物より容量アップしたもの。
トルクは結構強いが、1発で締めつけたり、固く閉まったホイールナットが緩められる程ではない。
最初と最後は十字レンチを使う。ホールナットを外す時は、最初だけ少し緩めて電動インパクトを使っている。
何度も十字レンチ回さずに済むこと。ナットに刺したままクルクル回せるけど、何だか交差しているレンチの先が手にあたって痛いことも避けられる。時間短縮も。
使用目的の一番は、締めつけ時。
正規のやり方が定かではないが、ハブリングも無くセンターの位置決めが無い場合、ホイールナットのテーパー部でセンターを出していることが心配で使いだす。
ホイールナットの締め付けは三段階。
まず、1段階目は電動インパクトで2回に分けてホイールナットを締める。2回目は工具のトルク一杯で。2段階目はジャッキを下げて、タイヤが軽く接地したところで、十字レンチで8割りがた締める。三段階目は、半分くらいタイヤに荷重をかけた状態で本締め。実は4段階目があって、ジャッキを完全に外してから、もう一回確認している。
何でそこまでしているかと言えば、まだ20代で神奈川県相模原の某大学病院に勤務していた頃の通勤時、人生最初の車でホイールナット5本全部脱落しホイールごとタイヤが外れる事件があったから。不幸中の幸いで、タイヤがホイールハウスに嵌り込んで、車体が地面含めどこにも接触しないラッキーがあったが、路肩に車を停めて5本のホイールナットを集めた時の情けなかったこと。確か初遅刻の汚点も。
右フロントで、かなり危険なこと。原因は自分にあって、単純なミス。仮止めのまま、本締めを忘れたのが原因。未だにトラウマってところ。
重量級の車に使って良いものかと思いながら、ジムカーナで使っていたものをずっつ使用している。多少はバネ下軽量にかっているか?
ブレーキフルード交換が終わって、ブリーダープラグからの漏れをチェック。
30秒フルパワーでブレーキペダルを踏みつけブレーキラインに圧をかけて確認。
前回は、キャリパーも新しくブリーダープラグの当たりも出ていなかったのか漏れが続き、少しずつ増し締めして不安を抱えながらの作業だった。
キャリパーはACデルコ製の代替品であったが、これはどうかと!
鋳込不十分。日本だったら、親方にぶっ飛ばされるんだろうに。
まあ、これでも何とか漏れませんが・・・。
ファンキーアメリカンか、以下も大らかに。
リアハッチの内側の塗装。明らかに脱脂不十分で塗ったもの。
ちなみに、リアハッチを締めれば見えないところ。
これも、リアハッチの下端。クリア塗料の垂れ。
もう一つはこれもリアハッチであるが、凹み。
納車1月ぐらいで「デントリペア」で直して画像は無し。
全部、新車時でのこと。最近はそうではないのかもしれないが、アメ車で「ちまちま」言ってられないってことか?
お気に入りの車なので「あばたもエクボ」。
わりと順調に作業が終了したので、気になっていたワイパーの交換。
実は社外品のすっきりした「エアロ何とか」という製品を使っていたが、いかんせんブレード部はすっきりしているが、ワイパーアームとの接点が厚みがあって車内からも目につく。2年前の車検直後から2年使用。交換当初からちょっと気に入らなかったけれど、せっかく買った手前今日まで使用。残してあった純正品に戻す。
接点部の厚みが無い分、戻してみたらこっちの方がすっきりしていた。
でも、嫁のフィットは社外品のワイパーに似ていたが、メーカーがそれ用にデザインしているのだろう、本当にきれいに収まっている。汎用品にそれを求めてもいけないか。