cocabuの日記

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震災ボランティア紀行 3

ボランティア活動2日目
今日は遅刻せず、昼食も買い込み、南相馬の予想最高気温35℃に備えアクエリアス1.5Lソルティーライチ500cc各1本、携帯ゼリーを持って活動。(この日翌日梅雨明け宣言があったらしい)
本日の作業内容はビニールハウスの撤去の依頼を受けてのもの。
現場到着後、昨日と同様に黙祷。なお、メンバーは一部入れ替え。数か月当地でボランティア活動されているツワモノの方も数名。当人の生活の事など気になるが、あまり突っ込んでも聞けず、ただただ感心。
現場の状況は、ビニールハウスとガラスのハウスが数棟あるかなり大規模な農家さん。
今回は、2棟のビニールハウスの撤去であるが、すでにビニールはなく骨組みのみ。
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それよりも、そこかしことガラス片が散乱し危険。まず、ガラス片の回収で1時間ちょっと時間経過。
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ねじ、針金、接続金具多数を外し、土に刺してあるパイプを抜き、まとめて仮置きにまとめる。
作業途中、農園の持ち主の方からお話が聞けた。
元来ここは、シクラメンなどを栽培する花農家であったとのこと。原発に近い当地では農業の再開は考えていないとのこと。すでに、隣の相馬市の35km圏外に土地を求め、息子さんが農家を一部再開しており、嫁さんと孫は県外に居住しているという一家離散の状態であるそうです。新聞やテレビ報道されている現実を垣間見てしまった。
しかし、同時に「この場所を片付ける意味」を考えられさせられたもの事実。
簡単に答えは出ないであろうこと、今は住民の方々の依頼や意向に沿って作業を進めていくという、すこし切ない気持ではあった。
そうこうしていると、なぜか軽い頭痛と息苦しさが発生。去年の宮城県七ヶ浜のボランティア活動の時に似た症状が・・・。熱中症なりかけで水をかぶって、日陰で休憩。
元来暑いのに弱い体質、寒いのにはめっぽう強いバイク乗りではあるが!?
メンバーの皆さん、ご心配かけて済みませんでした。
二日目もなんとか16:30に終了。屋外の作業の厳しさをかみしめ、自分の農作業中の戒めとして考えた次第。ただし、1棟のみ。
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途中の瓦礫置き場。そこには、震災当時の岩手県宮城県があった。
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このようなものも
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今日の泊まりは、いわき市の「いわき健康センター」。普通真っすぐ南下すれば常磐道で1時間半のところ、原発を迂回してやはり東北道経由で南下し約倍の時間をかけて、到着。
なんで、いわき市で一泊言うと、八街の小麦栽培の先輩の怪我のお見舞い、奥様の自家製小麦を使ったパンの譲り受け、従兄さんのフルーツトマトの購入と前回コンバインの乗せて頂いたお礼方々、少し千葉寄りで泊まっておこうかと。              
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