cocabuの日記

new post every sometimes

NNNドキュメント2014

毎週日曜日の夜中に放送されている、NNNドキュメント2014の先日の内容で「にぎやかな過疎 限界集落と移住者たちの7年間」というものを観た。石川県羽咋市菅池町での農業移民を取り上げた特集だった。ちょっと引っかかったことが2点。一つはH24年農林水産省調べの農業統計であるが、全国の農業就業人口251万3600人。65歳以上が約6割。日本の食糧自給率39%は先進国最低。ちなみに、カナダ200%越え、アメリカ150%だそうだ。耕作放棄地は全農地の1割との統計もあるようだが前記菅池町では5割を超えているよう。日本の農業って暗い感じ。もう一つは、かの農業移民の方も農地の確保に苦労したようだ。自分も今の職場に就いた時、窓の外は田んぼや畑や林、おまけに巨大なビニールハウスが見える。3年と半年いつもおなじ風景を見ている。かなり大きな一角がずっと耕作されていない所がある。以前農地探しの折、近くで作業をしていた方に突撃で借りれそうであるか尋ねたことがあった。その場所は尋ねた方の土地ではなかったが、受け答えが何となく疎外感を感じるような気がした。農地探しで良く聞く話「先祖代々の・・・」「よそ者に貸して土地を荒らされたら・・・」。
良く分かっていない者の戯言か「耕作放棄しているなら貸し出せばいいのに」というのは暴言か?それとも、何か他の理由があるのか?不思議!