cocabuの日記

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スムーズなドローイングのための脱力

引き尺が一定せずクリッカーの切れも安定しないとき、「ふわっ」と引いてみると良いことに気がついた事の考察。

引き難さを感じるときに起こっている状態を考えてみた。まず、肘を曲げたときに凄く肘関節の曲がりの内側が窮屈になることがある。何か挟み込まれている感じがしてそれが原因と予想。

肘関節の内側に付着している筋肉は、①上腕骨側は上腕二頭筋(力こぶのところ)の筋腹の一部と筋腱移行部周辺、②前腕部分ではいろいろ考えられるが、今回のドローイングに関係していると思われるのは深指屈筋(主に2~5指の第一関節を曲げる)と浅指屈筋(主に2~5指の第二関節を曲げる)がある。①②の解剖学的位置関係は、ちょうど挟まる位置にある。

 

そんな感じなので①と②の挟まりを少なくすれば良い。

 

ドローイングでは取り掛けをしなければストリングが引けないので、普通に深・浅指屈筋に力は入る。その後、肘は曲がっていくが、腕を引く動きのなかで取り掛け部の手を引っ張る様に「力を入れて」肘を曲げる訳ではないので上腕二頭筋を積極的に使わなくても動作は可能。なので上腕骨側で挟み込み要因の片方が解消出来る可能性がある。

ちなみに深・浅指屈筋については深い掛けするほど、挟み込む感じは多少強く出るかと思う。

今のところの結論は、ドローイングの時の動きのイメージとしては肘を曲げて引いていくのではなく、上腕骨一体を後方に引いていく感じ。(肘関節を後方に引くことに注目してしまうと肘に力が入ってしまうと思う)それにともない、自然に肩甲骨が体幹の後方に回り込む。

そう言えば練習も後半になって疲れて引きが不安定になり窮屈感が増えてくると何故か肘の曲げが気になるのも上腕二頭筋を強く使いだしているせいかもしれないと感じた。

コンパウンドでは、前腕の回内位(内側に捻る)で深・浅指屈筋が下方に逃げるため挟み込まれて窮屈な感じの影響は少なくなることが考えられる。コンパウンドボーは一度もは触ったこともないので何とも言えないが比較してみると上記の理屈の証明になるかもしれない。

 

インドア様の18mに切り替わって、またと散らかる。距離が近ずいたところで、的も小さくなったら老眼にはキツイだけ。

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射型も環境も追いつかず!