具体的には、カメラのSDカード内に保存される画像ファイルの名前は普通にシリアル番号で付けられる。例えば、P5123258.jpg。これが、Ol.shareを通すことでP00001.jpgからの割り振りで転送され端末に保存される。保存先が、空になると再び00001からの割り振り。
つまり、端末に保存までであれば、ファイルの貯まり続けでよければ大きな支障は出ない。ところが、ドロップボックスやワンドライブ、端末内のSDカードへの次の保存先変更となると、最初の端末内の保存先が空になって00001から割り振り直される度に同名のファイル名ができる。パソコンなら、同名ファイルをP0000.jpg(1)とか両方のファイルを維持したままの保存が選択できるが、自分のタブレットの場合、上書き保存かキャンセルしか選択できず、その都度、ファイル名を変えて次の保存先に回していた。ファイルが少ないときはいいが、沢山になってくると、1つ1つの変更もちょっと大変なことになる。
カメラ自体にWi-Fiが装備されていて、便利なのであるが、これでは不便。
実は、カメラのWi-Fiを使わず、Ol.shareにFlashAirを繋ぐことが簡単に出来るのであるが、そこでもやはり同ソフトを通すと00001の割り振りとなる。
結論として、カメラの保存した通りのファイル名で転送するには、FrashAir標準の転送ソフトを使うのが、自分の使い方としての正解。
カメラ本体に装備された、Wi-FiやOl.shareはもったいないが、そこは購入理由になかったので、まあいいかということで。GPS機能も、起動しておくと結構バッテリー消費が大きいようなので、そこもなし。
FrashAirも、カメラ起動中はWi-Fi機能のため電力消費はしているが、起動中のみのこと。USB充電ができるので、それはモバイルバッテリーを活用してクリア。防水・防塵・耐衝撃性に期待しているので、カメラの基本性能がありがたい。