仮置き場の土砂は防波堤などの工事に使われる予定と。
当時炎天下の中、みんなで側溝の泥を掻き出したところなどは、土の山の下。何となく悲しい感じで現場を去る。
途中の山田町あたり。
海岸近くはこの様。
かの有名な「陸前高田の奇跡の一本松」。観光名所の様で人集り。
そして、最後の目的地。
「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」佐々涼子著の舞台。
ミーハーと言われても、来たかった所。
しかし、この後大トラブル。
確かに、2日前あたりからエンジン始動時のセルの回りが変だった。
ここで、とうとうセルの回りが極端の弱くなり数回トライでうんともスンとも言わない状況となる。あきらめてレッカーサービスを呼ぶこととした。
「今日中に帰れるか?」と自宅に連絡をして、開き直ってレッカーを待つ。5分ほどして、ダメもとでもう1回だけとセルボタンを押すと、弱々しいがセルが回り、エンジン始動となる。勝手に、石巻工場の8号抄紙機の御利益かと解釈し、東北道を目指す。トイレ休憩とガソリン補給はかならずエンジンを止めなければいけないので、いろいろ気を使う。高速上ならガソリンスタンドのあるサービスエリア。もしものジャンプスタートの備えて。残り約500㎞の長丁場。
くたくたで、自宅到着は20時頃。
つづく。