冒頭は賀川豊彦氏に纏わるもの。
名前は、初めて聞いたが当地の農村改革の立役者とのこと。由緒ある建物として「高根保育園」がある。
今は、すっかり綺麗な保育園の様そうであるが、当時この場所に「御殿場農民福音学校」という、立体農業論(今で言う農業の6次産業化)の講義・実践、労働運動・共同組合運動の拠点となっていた場所があった。
建物そのものは、市内御殿場の「東グランド」横に1966年に移設され「旧御殿場福音学校」として辛うじて現存する。辛うじてとしたのは、現在御殿場市スポーツ振興財団が管理し、スポーツ団体の用具置き場となっており、文化財としての扱いはされていない。茅葺きは外されているが、当時としては斬新なデザインと感じた。
内部入室はは、許可必要かと。
回る順番が前後するが、高根保育園と旧御殿場福音学校の間に「深沢城址」にも立ち寄る。
建物こそないが、実は凄いところ。
名残は「空堀」だけ。でも、地形立地からイメージを馳せるのも良いかと。
近隣の方からは、史跡指定の中自宅建設の苦労や、隣接する道の拡幅出来ない理由など聞けて良かった。隠れた名所の雰囲気。
順番ではこの後、賀川記念館に行き、東山のYMCAで「カレー定食」を食し、礼拝堂と創設者の「フィッシャー館」を見学して終了。
写真は2へ続く。