去年来ブレーキ鳴きに悩まされ、ブレーキパッドからキャリパー果てはブレーキローターまで交換したが一向に直らず。(左リアのみ)
諸外国では、ブレーキ鳴きに余り神経質では無く、返って良く効くブレーキは鳴くものとの認識らしい。訳知りの方々の間では「効くブレーキ」の常識でもあると聞く。
日本人の自分もあるが、自車の場合人が振り返る程のひどいブレーキ鳴きである。
トレイルブレーザーの車検が来月迫ってきたこともあり、最後の手段でノーマルのブレーキパッドに戻すことも考えた。
でも、わざわざノーマルと言うのもしゃくだし、最後の一手でブレーキパッドの材質を変えることとした。
メーカーは同一のDIXCEL。Zタイプからプレミアムタイプへ変更。
材質は、グラファイトメタリックからセラミック系複合材へとなる。
サーキット走行会まで対応しているZタイプからのグレードダウン。なおかつフロントは問題ないのでそのままとした時、前後バランスはどうなるのだろうかと言う不安を持ちながら作業に入る。
表と裏の写真であるが、角が落としてあるし真中にスリットも入っている。鳴かなそうな雰囲気。
実物の比較。上がプレミアムタイプ、下がZタイプ。
気になるのは、今まで使っていたZタイプのパッドの中間部と内外側部の色違い。
洗浄後、耐水ペーパーで一度さらった後のものである。結論からは中間部の減りが大きいというもの。ブレーキローターも同時に換えたので、どう解釈したらよいのだろう?
左のリアのみ、いつもの如く寸法が合わず現物合わせで削って修正。
1.0ミリ差で収まらない。
交換前のキャリパーでもそうだったので、何でって疑問は晴れず。
右は多少きつめであるが、普通に収まるのでノーマルパッドに左右指定がなければ、どう考えたってキャリパーの金型が変。
ちなみにそれがブレーキ鳴きの原因ではなさそう。
かくして、ホイールの隙間からみえたゴールドのバックプレートからただのブラックに。
とは言っても、トレイルブレーザーのZタイプのリアはメーカー欠品続きである。
たぶん、今後も手に入るかどうか怪しい雰囲気。
これで、鳴らなかったらラッキー。「鳴ったらどうしよう」は考えないこと。
それより、心配はブレーキの前後バランス。メーカーの資料で見ると、初期制動はZタイプの方がかなり高い。温度依存に照らし合わせていないので予想の範囲であるが、比較的低温時のリア側の制動力が勝ってくれれば、ブレーキ時のピッチングが少なくなって運転しやすくなるが、どんなもんか?(バイクの発想)
スピードが上がってフロントの負荷が増えれば、ピッチングが増えてもフェードしにくいフロントの負荷はありだし。そんな時は車体のコントロールをピッチングで作れば良い。
まあ、どちらに転んでもリアのブレーキパッドの減りはかなり早いということ。
作業の途中で、温泉で知りあって以降お付き合いをしている、知人が訪ねてきてストック最後の阿多野の「水菜漬」と酒々井の「干し芋」を渡す。先方からは、富士宮の自宅で出来たお米を頂く。なんでも水が良いとのこと。玄米で頂いたが、玄米でお米が手元にあるのが初めてのこと。そのうち、近所の「無人精米機」ってやつも初体験することに!
去年11月に、指を落としかける程の大怪我の手術後を見せてもらった。かなりの回復状況で一安心。でも、まだリハビリの余地があるので、状況がそろえば自分もお役に立てそう・・・。今だ現職本業!
目指せ、第一種兼業農家。